神奈川県大和市平和都市推進事業委員会 被爆体験講和
8月6日、ANAクラウンプラザホテル広島で、神奈川県大和市から来られた小中高生6名に原爆の子の像と6年竹組の仲間たちのお話をしました。
大和市では平和都市推進事業に取り組んでいらっしゃり、その事業の一環として「平和」の尊さについて考えてもらうことを目的として、毎年小中高生に一般公募し、広島に来られています。
今年はG7があったためか、大変応募が多かったそうで、作文を書いて選ばれた6名が来広されたそうです。
多くの中から選ばれた方々ということもあり、一人ひとりが詳しく原爆について事前学習して来られていました。
質問があがりましたので、いくつかご紹介いたします。
<質問>
Q.戦争についてどう思いますか?
A.平和でないと学校へも通えないし、家族と過ごすこともできないし、今のような生活はできません。絶対にあってはならないことだと思います。
Q.友達が亡くなり、どうやって立ち直りましたか?
A.立ち直るということよりも、クラスで次の目標達成の為に一生懸命でした。
像の完成と共に、達成感で救われました。
Q.原爆の子の像は、初めから今の形でしたか?
A.はい、初めから今の形でした。
像の1番上には折り鶴を掲げた女の子が立ち、その横には男の子と女の子がサポートしているような像です。
この像は、原爆で亡くなった方達の為の像なので、人によってこの像の感じ方は違うと思いますが、団結の会の私達は、1番上に立っているのは、紛れもなくあれは禎ちゃんだと思っています。
Q.自分達は次世代の子供達に何を残して行ったらいいですか?
A.今日聞いた話を周りの方に伝えていって欲しいです。
悲惨な状況を一人一人が伝えていけば、輪が広がっていって、そのようなことを起こしてはいけないという気に多くの方がなっていくと思います。
最後に参加者の子供達、そして引率の実行委員会の方々へ折り鶴ノートを合計10冊お渡しさせていただきました。
感想文が届くのが楽しみです。