日本災害医学会学生部会 学生フォーラム
3月6日、広島工業大学で行われた「日本災害医学会学生部会」の学生フォーラムにて、災害医療に関心のある学生さんを対象に禎ちゃんのお話しをしてきました。
ZOOMでのLIVE配信もおこなわれ、多くの方にお話を聞いていただきました。
折り鶴ノートについても触れ、ノートを30冊お渡しさせていただきました。
いつも講演後に質問をいただくのですが、普段は小さい子供たちにお話しすることが多く、質問があったとしても社会的なものはなく、私の許容範囲内でお答えできていましたが、今回はさすが医学生という質問項目ばかりでした。
仕事の第一線から退き、社会的な枠から少しずつ外れている今、社会的な勉強が出来ていなかった自分に気づかされました。
語り部やピースマインズ広島をこれからも続けていく自分自身への戒めになり、改めて勉強を続けていかなければならない責任感を感じました。
当日上手く質問にお応えできていなかったので、改めてこちらでお伝えしたいと思います。
■質問
Q1.
ウクライナの戦争をどのように思うか
A1.
戦争自体が悪いこと。
以前、チェルノブイリの被害にあったという方達とお会いしたことを思い出しました。その方々は、被害にあって10年経っているが、いつ身体に変化が起こるかと不安に感じていると言われていました。また同じことを繰り返しているということに対し、憤りを感じたのを覚えています。
今回の戦争に対しても、憤りしかないです。
Q2.
今の学生たちに望むこと
A2.
継続と団結の大切さです。
私の体験談でも、運動会や原爆の子の像建立は、何度も挫折しながらやり続け、目標を達成できました。
諦めずにやり続けていると、輪も広がっていくものです。
どんなに小さなことでもいいので、誰かにやりなさいと言われたことではなく、自分で心からやりたいと思うものを継続して欲しいと思います。