貝塚市立東小学校の平和学習
10月22日、貝塚市立東小学校の平和学習が平和資料館地下会議室で行われ、69名の生徒さんがお話を聞かれました。
生徒さんたちは事前学習を重ね、当日は講和の前に「原爆の子の像」にて慰霊祭を行い、碑巡りをされたそうです。
今回は「原爆の子の像 語り部の会」の沖山洋子さんにお話をしていただきました。
事前に生徒さんの人数分折り鶴ノートをお送りしていたので、お話の最後に折り鶴ノートのご紹介もしていただきました。
講話の後は、平和記念資料館や祈念館をしっかり見て回られたそうです。
また、私への質問をいただいておりますので、こちらでお答えしたいと思います。
【質問】
Q. 「原爆の子の像」に向けての募金活動はどのような気持ちでしましたか。
A. 禎ちゃんのために何かをしなければという強い念いが、私たちを奮い立たせました。
Q. 募金活動が広まった時、どのように思いましたか。
A. 日本中の学校から募金が来るたびに、団結の会みんなで手分けして心を込めた礼状を出しました。こんなにたくさんの募金が寄せられるとは思っていなかったので、感謝の念でいっぱいでした。
Q. 「原爆の子の像」が出来た時は、どんな気持ちでしたか。
A. 禎ちゃんへの約束が果たせたという達成感で、胸がいっぱいになりました。
Q. 佐々木禎子さんの話をされる時、どのようなことを大切にしていますか。
A. 私達6年竹組の仲間にしかわからない事実を、できるだけありのまま話すように心がけています。
Q. 語り部をしていて、大事に思うことはどんなことですか。
A. 病室でただ元気になりたいという思いを込めて折り鶴を折り続け、願いも虚しくなくなった禎ちゃんのことを、戦争を知らない今の子供たちに伝えることで、「戦争のない平和な世界」や「命」の大切さについて考えてもらえればと思っています。また、どんな小さなことでもいいので、平和な世界を作るために自分に何ができるかを考えるきっかけになれば嬉しいです。
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沖山さんから当日の様子を報告いただきましたので、ご紹介いたします。
【沖山さんからの報告】
子どもたちの真剣に聴こうとする姿勢、まっすぐな眼差しに、心洗われる気持ちになりました。
最後に、「折り鶴」を合唱してくださいましたが、ひとり一人の川野さんへ届けたいとの思いが伝わってきて、胸が熱くなりました。




