五月が丘中学校の平和学習
10月24日に五月が丘中学校で、1年生の生徒さんにお話しをしてきました。
今回は私に代わって「原爆の子の像 語り部の会」の高村知代美さんにお話をしていただきました。
高村さんは今回初めてお話しされたのですが、とても流暢にお話しをしていらっしゃいました。
生徒さんからの感想文が早速届きましたので、ご紹介いたします。
【感想文】 ※一部抜粋
『私は高村さんのお話しを聞いて、本当に心が痛かったです。もし私だったら、もし家族だったら、もし友達だったらと、自分の立場で考えたからです。
そして、私には何ができるのかと思いました。今世界では戦争が起きている地域があります。よくテレビとかのCMでやっているユニセフ募金があるから、1円でも多く寄付ができるんじゃないかと思いました。そして、争いをやめることができると思いました。あと、陰口を聞いたら「やめよう」ということもできると思いました。』
『高村さんのように、伝承者となって被爆者の方の思いを次世代へと伝えていくこと、とてもかっこいいなと思いました。私も今日高村さんに伝えていただいたことを家族などに伝えてみようと思います。』
『今日の話を聞いて、平和のためにじぶんができることは日頃から友達や他人に優しくすることや何事もクラスで団結することです。日頃から団結をすることで、いざクラスメイトが困った時には助け合いをすることができ、相手のことを考えるようになり、誰かのために自分たちのできることをしようという考えが生まれて来るのだなと思いました。』
『今日のお話を聞いて、平和のために自分ができることはたくさんあると感じました。いろんなことに感謝したり、思いやりを大切にしたり、毎日一生懸命に生きることが自分にできることだと思いました。日々の小さな平和を一人ひとりが考えることで、少しでも平和になるのではないかと考えました。』
『話を聞いて、そんな悲しいことが実際にあったということに驚いた。禎子さんの話は知っていたけれど、実際の話しを聞くのは、感じ方がちがった。信じられないような話だったけれど、実際にそういうことがあったということを心にとめて、次の世代に子どもたちにも伝えていきたいと思いました。他にも、世界が完全に平和になるために、寄付をしたり、折鶴で伝えたり、自分にもできることがたくさんあると思うので、そういうことをしたいと思いました。』
==================
伝承をしてくださった高村さんからも感想をいただいたので、ご紹介いたします。
【高村さんの感想】
「原爆の子の像 語り部の会」での1年半の研修を終えて初めての伝承でした。
当時の状況、「6年竹組とその仲間たち」の行動、禎子さんとの交流や想いを
一人ひとりが自分の想像力でイメージして貰えるように、できる限りゆっくり語りました。
先生方の行き届いた事前学習のお陰もあり、生徒たちは関心を持って真剣な眼差しで耳を傾けてくれました。
実際に体験されている川野さんの語りには遠く及びませんが、
「平和な世界を創造するために自分はどうすればいいのか?」という意識を
持ち続けられる様な語りができればと思っています。