幟町小学校とハワイの子ども達による平和交流会
8月30日、幟町小学校で「原爆の子の像と六年竹組」のお話しをしてきました。
幟町小学校の4年生2クラス70名と、ハワイの子どもたち25名が聞いてくださいました。
ハワイの子どもたちは、9月2日にJMSアステールプラザでミュージカル「佐々木禎子の物語 〜平和は翼に向かって〜」に出演される方たちでした。
ミュージカルで佐々木禎子さんの生涯を描くということで、禎子さんの母校である幟町小学校に来校されていました。
そのポスターが校内に貼られており、その隣に私の記事も掲載してくださっていたので、私の顔を見るなり子どもたちが「川野さんだ!」と声をかけてくれ、心が和みました。
私のお話を英語通訳の方が通訳されながらお話ししたのですが、幟町小学校の生徒さんもハワイのこどもたちも皆さん真剣にお話を聞いてくださいました。
話しが終わってから、禎子さんの友達役をするという方に声をかけてもらいました。今日話を聞いたことで、禎子さんへの思いが深まったとおっしゃっていました。
私のお話しだけでなく、子どもたち同士の触れ合いの時間も設けられ、お話をしたり、一緒に折り鶴を折ったりされていました。
折り鶴ノートを幟町小学校へ71冊、ハワイの子どもたちや保護者の方々へ50冊お渡しさせていただきました。
後日、そのミュージカルを実際に観に行きました。
英語の講演ではありましたが、日本語字幕が上に表示されていたのでわかりやすく拝見させていただきました。
このような形で、世界中で禎子さんのお話が広まり、平和を考えるきっかけになることを願っています。
幟町小学校の生徒さんから感想文が届いたので、一部ご紹介いたします。
<感想文> ※一部抜粋
『この間はお話しをしてくださりありがとうございました。また、折り鶴ノートをくださり、ありがとうございました。私はお話を聞いて、平和についてよく考えるようになりました。』
『お話を聞いて戦争でつみのない人が亡くなったりすることが一生なくなってほしいです。もらったノートも使っています。ありがとうございました。』
『ノートに入っていたおりがみで、おりづるをおってみるとおりやすかったです。お話をきくと白血病のこわさがよくわかりました。』
『くださったノートのようにくり返し再生していろんな物を大切にしたいと思いました。』
『この話から私は原爆の悲しみをとても感じました。私はお話しを聞き、もっと原爆がきらいになりました。もう二度とこんなことが起きないように祈っています。』
『川野さんにいただいた折り鶴ノートには、授業や交流で感じた平和のことや佐々木禎子さんのことをギッシリ書いて、入っていた色紙でつるをおって平和を広める行動を続けていきます。
『ぼくが一番心にのこったことは、秋の大運動会までにたくさん練習してリレーで優勝したことです。ぼくもたくさん練習して優勝できたらとてもうれしいです。』
『川野さんが書いた本をお母さんと読みました。お母さんは悲しいような感動のような顔をしていました。』