語りの部屋

2023.6.22

青崎小学校の平和学習

6月15日、青崎小学校に訪問し6年生65名に原爆の子の像と六年竹組のお話をして来ました。

 

お話しの後に生徒さんから質問をいただきましたので、その一部をご紹介します。

Q. 今も生存されている同級生はどれくらいいますか?

A. 当時の同級生62名のうち50数名は今も元気です。コロナの前は団結の会で2年に1回同窓会をしていました。広島にいる人数は少ないですが、15名〜20名で今でも集まっています。

 

Q. こけしって何ですか?

A. 木で彫った人形のようなものです。私が小学生の時はこけし集めがすごく流行っていたんです。禎ちゃんは私たちが持って行ったこけしを一番大切にしてくれていました。

 

Q. 原爆の子の像が完成した時は嬉しかったですか?

A. 天にも昇りたいくらい嬉しかったです。禎ちゃんが亡くなったことは一番悲しかったですが、その後も取材などいろんなことがあって、当時私たちもまだ幼かったので、私たちはそういうためにやっているんじゃないのにと、そういうものが煩わしかったのですが、あの像ができるまでは絶対にみんなで頑張ろうと思っていました。中学校の3年間はそれぞれクラブ活動などもやっていたけど、最後にはみんな除幕式に出席して、これで私たちはやっと禎ちゃんの為に出来たねと、その喜びというのは複雑なものでしたけど嬉しかったですね。

 

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担当いただいた先生は、私の兄と同じ大河小学校を卒業されたそうで、平和教育を受けたり、お父さんから原爆のお話しを聞いたりされて、この話をもっと広めないとと思われたのが学校の先生になろうと思った理由の一つだと仰っていました。

 

折り鶴ノートを65冊お渡ししました。

平和学習に活用いただければと思います。