8月21日、大竹市栄公民館で原爆の子の像と六年竹組の仲間たちのお話をしてきました。

こちらの公民館の館長さんが、以前大野公民館で館長をされていた時に私のお話を聞かれたそうで、大竹の方にもぜひ聞いていただきたいと思われ、今回のお話をいただきました。

広島市内でも今まで公民館でお話をしたことはなく、地域の方々が平和に触れる機会を増やしたいと精力的に行動される館長さんに感心しました。

ただ、この講演の告知活動を館長さんがされる中で、大野の時よりも平和への関心の薄さを感じたそうです。被爆地から少し遠のくだけで、これほどまでの地域差があるのかと驚き、これではいけないと思われたそうです。

 

参加されたのは、大人の方7名。議員の方や校長先生を退官された方など、様々な方がご参加くださいました。

広島市内で生まれ育ち、その後東京、大竹と転居された方は「平和学習が当たり前で育ってきたが、東京や大竹での原爆に対する認知度の低さを感じる」とおっしゃっていました。

平和学習に対して関心のある方ばかりが参加してくださっていたので、皆さんとても興味津々にお話を聞いてくださいました。

折り鶴ノート10冊と、私の著書「原爆の子の像と六年竹組の仲間たち」の英語版を１冊、マンガ版を1冊お渡ししました。

公民館に来館される方にぜひ手に取ってご覧いただき、平和への思いがもっと広まることを願います。