語りの部屋

2021.10.11

ピースアクション in ヒロシマの感想文

8月4日にオンライン講演をした「ピースアクション in ヒロシマ」の感想文が広島県生活協同組合連合会さんより届きました。

 

感想文の一部をご紹介いたします。

 

【感想文】※一部抜粋

『恐怖や悲しみ、そして希望。世界が同じ過ちを繰り返さないように、行動し続けることに感銘を受けました。今もなお、日本にとどまらず海外にまで目を向け行動し続ける姿勢を、若い世代も見習わなくてはと思いました。1人ができることは小さいですが、その積み重ねを大切にしていきたいと思います。』

 

『対立ではなく対話の大切さ、怒りではなう慈悲の心の大切さを川野さんの講演や姿から感じました。私自身の1日1日の過ごし方=命あることへの感謝と普段から家族、友人、周囲の人を大切にしていきたいと思います。』

 

『戦争、原爆のことは歴史上や修学旅行でしか学ぶ機会がなく、毎回どうしてもぼんやりとしか理解できていなかったのですが、川野さんの語りがとても具体的で、心情がわかりやすかったので話にのめりこむことが出来ました。辛い経験でもそれを語り継いでいくという精神力の強さは、とても素晴らしいものだと思いました。心が締め付けられるような、辛いお話でしたが同時に川野さんの経験は忘れてはならない話だと思いました。』

 

『野村先生と竹組の生徒さんたちとの関係がとてもよかった。クラス対抗リレーで負けた時、大切なのは団結と継続と教え、子供たちは放課後毎日練習した。結果秋の大運動会では大差をつけて優勝。その後禎子さんが原爆病を発病されてから、クラスの団結が途切れることはありませんでした。病によって禎子さんの命が奪われたのは大変悲しいですが、竹組の生徒さんや彼らを指導した野村先生からは、私たちもたくさん学ばせていただきました。今日を機に禎子さんのことが改めて心に刻まれました。私も誰かに伝えるために心がけていきたいと思います。』

 

『祖母が広島に在住しており、自分が幼少期の頃、戦争のことについては思い出したくないと祖母が言っていたこともあり、聞けず、聞かずなところがあります。このまま知らないまま、目を向けないまま過ぎていくのはいけないと感じていたところに、今回の企画を目にし、申し込みました。今回の講師先生のお話から、禎子さんの周りの方々の思いや情景が、よりひしひしと伝わってきました。禎子さん自身の思いももちろんなのですが、講師先生をはじめとする、周りの方々の思いやつながりから学ぶものがたくさんありました。私が子供達に伝えていく際に、その思いやエピソードも伝えていけたらと思っています。実際に戦争を経験していない私たちですが、「二度と戦争はしてはいけない、平和への思い」は子供達に伝えていかないといけないと、改めて強く思いました。平和のために、私ができること、知ること、見ること、伝えること…を一つずつ進めていきたいです。』