語りの部屋

2020.11.12

大阪府貝塚市立東小学校の感想文

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10月21日に平和記念資料館メモリアルホールにてお話をした大阪府貝塚市立東小学校の6年生のみなさんから、感想文が届きました。

 

感想文の一部をご紹介いたします。

 

【感想文】※一部抜粋

『ぼくは川野さんの話を聞いて、あらためて戦争は人を傷つけるし、人の心も傷つけるという事を知ることができました。今では平和公園に当たり前のようにある原爆の子の像もできるまでにたくさんのみんなの思いがつまっているということを知りました。戦争がなければ生きていた人も絶対生きたかったと思うから、自分たちが頑張らなければと思いました。』

 

『平和の大切さ、戦争の恐ろしさを学びました。平和は日本と外国の境目をなくすためのもの、戦争は絶対にあってはならないものと知りました。』

 

『学校で学んだこと以外も知れて、勉強になりました。これからは疑問に思ったことを調べて、調べたことをしっかりと心に刻みつけたいと思います。そして竹組のように、団結し、頑張りたいです。』

 

『資料館に行くと、佐々木と書かれた服と禎子さんのことがかかれていたところを目にしました。服はもう焼けてしまっていて、禎子さんの泣いている顔が浮かびました。』

 

『6年竹組のお話を聞いて、だれかが困っているときはみんなで協力することが大切だと思いました。』

 

『私は川野さんんおお話を聞いて、戦争で落とされた爆弾への強い怒り、悲しい気持ちが伝わってきました。「友達を大切にすれば乗り越えられる」という事をしりました。』

 

『ぼくも小さいことでも人にできることをしようと思いました。』

 

『川野さんのお話を聞いて、ぼくは簡単に人に暴言を言ったり、暴力をしたりしてはいけないと思いました。』

 

『私は家族や友達を原爆によって奪われてしまった過去がありません。だからこそ私たちは文字や数字、語り部の人たちからたくさんのものを奪った原爆について、学ばなければいけないと思いました。そして、これからも原爆について伝えていき、決して途絶えさせてはいけないと思いました。そして原爆を体験していないからといって、簡単に語ってはいけないと思いました。』

 

 

また、担当してくださった人権教育担当の先生からも下記メッセージをいただきました。

『川野様のお話にもあったように、わたしたち一人ひとりの力は小さくても、団結して行動することが、社会を変える大きな力になることを、子どもたちは学びました。川野様のお話を聞いた子どもたち一人ひとりが、平和を希求し、実現する社会の担い手として大きく成長していくことを願うと共に、今後も平和教育を一層力強く推進していきたいと考えています。』

 

 

お話したことが、伝わっていて嬉しく思いました。