語りの部屋

2019.7.16

青崎小学校の感想文

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6月20日にお伺いした青崎小学校から、感想文が届きました。

 

生徒さん達は、1年生の時から毎年平和学習を積み重ねてこられたそうで、今回お話を聞かれた6年生の皆さんは、この禎ちゃんの話が遠い昔の事ではなく、今の自分と重ね合わせながらお話を聞いていただけたそうです。

 

担任の平松先生からも「川野さんや禎子さんと同じ6年生の今だからこそ、子供たちの心により深くしみこんでいったのではないかと、何人もの児童が涙を流しながらお話を聞く姿を目の当たりにし、感じました。平和公園を訪れ、原爆の子の像を目にするたびに、川野さんのお話を思い出してくれるのではないかと思います。」とお手紙をいただきました。

 

生徒さんからの感想文の一部をご紹介します。

 

【生徒さんからの感想】

『広島に生まれてきたこの私たちが、誰かに任せるなどしてはいけないと思う。もう時間は少なくなっているし、伝えていく人達も少なくなってきている。だからこそ、私達が禎子さんのようにあきらめない心、折れない心を作っていく。川野さんのように、友を思う心、一心に。平和を思う心、一心に。生活していく。まだまだ足りない平和への心を、広島に生まれてきた私が集めていく。』

 

『私達が平和をつくる為にできることは「知る」ことです。平和の大切さを知っていても、戦争の恐ろしさ、原爆後のつらさを知らず、戦争から目をそらしている人がいる限り、戦争は終わらないと思います。ヒロシマに生まれた小学生として、被爆者の生の声を聞ける最後の世代として、原爆、戦争、平和を学び、伝えていきます。』

 

『今まで平和学習で話を聞いたり、行ってみたりしたけど、一番きちょうな体験をしたと思いました。今日聞いた話を忘れず、人に話していきたいと思いました。』