語りの部屋

2018.12.06

五日市観音中学校の感想文

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11月6日、平和記念資料館東館にあるメモリアルホールでお話した五日市観音中学校の1年生の生徒さんから感想文が届きました。

感想文の一部をご紹介します。

 

【生徒さんからの感想】

『原爆が投下された後の広島や長崎の人々のとても多くは、両親などをなくしていて、その中でも平和の為に前を向けることがすごいと思った。今日の話を聞いて、今自分に親がいて、ご飯が食べれていたり、普通の生活が出来ていることは、すごいことだし幸せだなと思った。いつか違う国や県に行ったときに、ちゃんと原爆、戦争の恐ろしさや平和や普通の暮らしができることの大切さを伝えることができるように、自分たちが今できることをやらないといけない事を考えて、行動していこうと思った。』

 

『僕は川野さんのお話を聞いて、様々な事を思いました。一つは原子爆弾への恐怖です。どんなに年をとっていようが、まだまだ幼かろうが、どの国の人だろうかも関係なく、無差別に殺してしまう原爆への恐怖。たとえ生きてても大切な人を亡くし、一人にしてしまい、悲しき人で満ち溢れる広島にした原爆の怒りなど、様々な事を思いました。僕は原爆のことをこれからも忘れません。』

 

『当時12歳だった川野さんたちには、佐々木さんや原爆のことは本当につらかっただろうけど、メディアの前や今こうして私達の前で話してくれて、とてもありがたいと思いました。これから私たちは、こうやって当時のことを伝えてくださっている人がいるから、これから広島の中学生として、伝えていきたいです。』