語りの部屋

2017.8.31

大野西市民センター主催の平和学習

2017.8.29大野西市民センター1

8月29日大野西市民センター主催の「平和学習」で「原爆の子の像と6年竹組の仲間たち」の話をしてきました。

対象は、小学校高学年から大人の方まで30数名の方が参加されました。

講演の後、数名の方と個人的にお話をする機会に恵まれました。

皆さん、平和学習に強い気持を持っておられました。

 

【参加者さんからの感想文】

『初めて聞かせていただきました。涙が止まりませんでした。命を大切にしたいと思いました。当時の事を知ることができて、大変良い機会になりました。』

 

『今まで聞いたどんな話よりも1番リアルで心に響いた話でした。あんまり今までの話に禎子さんの話は詳しく書かれていなかったので、今回詳しく禎子さんのお話を聞けてとってもよかったです。最近母から「原爆が起こった日を言えん人がおるんよ。もしかしたら同じ年齢の人も言えない人がおるかもしれんね。原爆の事に興味と関心を持ってほしい」と言われ、広島の人は言えるかもしれないけど、もしかしたら他県の人は言えないかもしれない。それではいけないのでもっともっとたくさんの人に原爆の話を聞いて欲しいと、今回改めて思いました。』

 

『小学校の平和学習で、佐々木禎子さんについて話を聞いていて知っていたので、その同級生である川野さんからお話を聞けて、とてもよい機会となりました。平和学習をしていても、被爆者の方からお話を聞くというのはあまりなく、今回聞いて、当時の状況も思い浮かべることが出来ました。私も学校で千羽鶴を折っていたのですが、禎子さんが折った鶴を千羽にならないように処分していたというのは初めて聞き、とても胸が痛くなりました。

私は大学生ですが、とても興味があり、これからも小学生などにたくさん伝えてほしいと思うと同時に、私も伝えていきたいと思いました。』

 

『就職の為、福岡県より移り住んで47年になる。定年退職するまで仕事一筋だったこともあり、全く原爆について関心はなかったが、広島県の高齢者健康福祉大学校に入校し、夏休みの宿題として選んだボランティア活動が8/6記念式典での車いす介助などのボランティアがきっかけとなり、毎年参加。今年11回目となった。1回目参加前の講座で、被爆者の阿部静子さんの体験を聞き、感動した。毎回多くの被爆者との語らいが…。今回の川野さんの話を仲間にも話して、共有したいと思う。』