語りの部屋

2017.7.26

牛田小学校にて

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6月29日牛田小学校の6年生の皆さんに「原爆の子の像と6年竹組の仲間たち」のお話をしてきました。

同じ6年生の時に体験したお話なので、理解度が深く質問も沢山出ました。

 

先生からお手紙をいただいたので、一部をご紹介します。

『川野さんがお話をしてくださった被爆体験はもちろん、その後の生き方に子供たちは深く感心を寄せたようでした。同じ小学校生活最後の1年間を迎えていること「団結」「継続」という言葉の重みを感じてくれていたように思います。また、今後自分たちがどのように生きていくのかということを考える素晴らしい機会になったと思います。

お話が終わった後、その話の内容と迫力に、拍手することができなかった子供たちの姿が、すべてを物語っているように思いました。今後原爆の子の像を見る見方が変わり、その背景にある人々の姿を感じることのできる人でいてもらいたいと思っています。』

 

【生徒さんからの感想文】

『川野さんの話を聞けば聞くほど、1日の重みを感じました。私は最近「学校に行きたくない」「勉強したくない」という心の悩みを抱えていました。しかし、川野さんの「6年竹組」のお話を聞くと、私はなんてわがままなことを思っていたのだろうと思いました。(中略)この川野さんからの貴重なお話は、大人になっても忘れずに、次の世代へと受け継いでいきます。』

 

『川野さんのお話を聞いて、私はこの話を私たちの子供、孫、ひ孫に伝えていかなければならないと感じ、被爆した方々はとても悲しく悔しかったんだなぁと感じました。これから私たちは、川野さんと被爆した方々、そして佐々木禎子さんの思いを背負い、生きて、この世から戦争をなくし、平和を取り戻して、幸せな日々を送りたいです。』

 

『これから私たちは、川野さんが伝えてくれたことを、次の世代の人に伝えていきます。禎子さんがどんなにつらい思いをしたのか。そして、禎子さんの友達はどんなに悲しい思いをしたのか。このことを中心に伝えていき、戦争はどんなに人々を傷付けるのか、改めてみんなに考えてもらいたいです。そして、私たちが大人になった時に、戦争など恐ろしいことをしようとしている人がいたら、戦争をするとどんなことがおこるのか、考えてもらいたいです。私たちも、少しでもいいから、何かの役に立てるようなことをしていきます。』