語りの部屋

2020.9.09

2020ピースアクション in ヒロシマ

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8月4日、2020ピースアクション in ヒロシマが開催されました。

今年は新型コロナウイルス感染防止のため、お話はオンラインで行いました。

初めての経験で緊張しましたが、無事終わり安心しました。

ご自宅から参加された方が多かったようで、参加者のご家族も一緒にご覧いただけ、想定よりも多くの方にお話が届き、嬉しく思いました。

その様子は8月5日にNHKで放映されました。

 

たくさんのご感想をいただきましたので、その一部をご紹介いたします。

 

【感想文】

「もう一度平和について考えるきっかけになるお話で、ずっと画面から離れられませんでした」

 

「私たちは戦争を知らない世代です。私(40代)の祖父は、戦争経験者でした。子供の頃は、よく話を聞かされていましたが、その頃は「またか…」そんな気持ちでした。5年前亡くなってしまい、今思うと本当に貴重な話だったと後悔しています。貴重なお話、ずっと語り伝えて頂きたいと思いました。」

 

「私が高校生の時、広島へ平和研究の旅行に行き、爪が伸びても伸びても黒い爪が生える方の話を聞いた時に衝撃を受けたことは忘れられません。今回は小学6年生の息子と参加させてもらいました。学校の教科書にも原爆の話は出てきて広島での事は知っている息子に、平和と向き合うきっかけになったと思います。週末広島に行くので、像を見学しながら色々なことを伝えて、彼らの未来に結びつけられたらと思います。」

 

「もう70年も前の出来事なのに、まるで昨日のことのように話されるので、それだけ重い体験だったのだろうと思いました。涙が止まりませんでした。」

 

「多感な時期に親友を失ったことの辛さや恐怖が伝わってきました。

慰霊碑を建てるために皆で団結されたのですね。我が子は中学生ですが、嫌なことから目を背けたくなる、逃げたくなる年頃だと感じています。平和の大切さだけでなく立ち向かい、乗り越える強さを教えていただきました。」

 

「禎子さんへという想いだけでなく、被爆した子供たちみんなへという意味があったのだとよくわかりました。また、被爆がその一瞬の出来事ではなく、一生続いていることも実感しました。だからこそ今の私たちはできることを常に発信していきたいと感じました。」