語りの部屋

2018.7.19

牛田小学校の平和学習

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毎年この時期になると牛田小学校にお伺いして、6年生の生徒さんに「さだちゃんと6年竹組の仲間たち」のお話しをしています。

今年は6月18日にお伺いしてきました。

 

ちょうど同じ年頃のお話なので、皆さん真剣な面持ちで聞いてくださいました。

 

可愛い表紙つきの感想文を送ってきてくださいましたので、いくつかご紹介します。

 

【生徒さんからの感想文】

『私は原爆の話を聞いても他人の事のようにしか聞こえませんでした。でも佐々木禎子さんは知っているし、平和の子の像のモデルだとも知っていたので、とても集中して聞けました。原爆の後遺症はとてもつらく、死んでしまう危機があるとは知っていたけど、被爆をした人だけがなる(伝染病ではない)ということを初めて知りました。川野さんがこれから語り部としてずっと伝えていきたいということを知って、私たちもいろんな知らない人、未来の人に伝えていきたいです。私たちがこの被爆した広島に生まれた子供として、被爆した人たちだけでなく、核兵器廃絶を世界中の人たちに訴え続けていきたいと、川野さんのお話を聞いて、強く思いました。』

 

『僕は川野さんの話を聞いて、こう思いました。戦争というのは怖いものだと。なぜなら大切な人や大切なもの、そして何の罪もない人が亡くなってしまうからです。そして疑問がありました。なぜ罪もない人たちが亡くならなくてはいけないのかと思いました。これから自分たちは、小さなケンカをやめ、少しずつでも平和に近づけられたらなと思っています。』

 

『お話を最後まで聞くと、川野さんの言っていた「継続」という言葉の大切さを知ることが出来ました。今後自分たちにできること、特にいじめをしないということを大切にし、自分が決めたことはやりとげて、人生を歩んでいきたいと思っています。』