語りの部屋

2025.8.30

茅ヶ崎市「平和のつどい 平和講演会」

8月5日、神奈川県茅ヶ崎市多様性社会推進課が進めていらっしゃる平和事業の一つ「平和についてのポスター・作文コンテスト」に入賞された小中学生6名の方々が、ピーストレイン平和大使広島派遣事業の「平和大使」として来広されるということで、交流させていただきました。

 

折り鶴ノートをお渡しし、その中に入っている折り紙で一緒に折り鶴を折りました。その折り鶴の羽に、各々が平和に対する思いを書き込みました。

 

その後、一緒に平和公園へ行き、持ってこられた折り鶴と合わせて原爆の子の像に捧げました。

皆さんは8月7日までいらっしゃったそうで、平和祈念式典への参列や、原爆資料館の見学などをされ、平和学習をされたそうです。

 

 

その後、8月17日に神奈川県茅ヶ崎市役所で行われた「平和の集いつどい 平和講演会」にて、ZOOMで繋いでいただきお話をいたしました。

平和大使として来広された生徒さんや、茅ヶ崎市在住の平和に関心のある一般公募の方々など、小学生~ご高齢の方まで幅広い年代の方々がお集まりになられていました。

茅ヶ崎市に禎子さんが折った折り鶴が寄贈されているということで、講演会会場にはこの「禎子の折り鶴」も展示されていました。

 

今回は私に代わって「原爆の子の像 語り部の会」の高村知代美さんにお話をしていただきました。最初に私から語り部の会のご紹介をさせていただき、高村さんにバトンタッチしました。

 

ZOOMでのお話ではありましたが、皆さん真剣な面持ちでお話に耳を傾けてくださっており、最後には大きな拍手をいただきました。

 

お話を聞かれた方から感想をいただきましたので、ご紹介いたします。
<感想> ※一部抜粋

『一発の原子爆弾で亡くなった禎子さんはどんな気持ちだったろうと哀しい気持ちになりました。その禎子さんのために活動した竹組の皆さんの事を知って胸がいっぱいになりました。この団結力を現在の世界でも発揮して、核廃絶に向けて皆が取り組んでいくべきではないかと考えさせられました。』

 

『一発の原子爆弾が同年代の方々の未来を奪ってしまったり、未来の夢を失ってしまうことを考えると、酷い原爆はあってはならないと改めて実感しました。』

 

『何の罪もない方々が、一つの原爆によって、幸せに暮らしていたはずの未来を一瞬にして奪われてしまったということは、残酷であってはならないと改めて感じました。』

 

『初めてこういう機会を頂き娘と参加しました。今、娘と話をしたのですが、「これから帰ってあの原爆の映画を見ようか」という発言が出たので、今日参加してお話を聞いてすごく良かったなと思います。あまりこういうことを考える機会がないので…。そしてここにこうして集まれていることも幸せだと感じました。小さな子供たちが団結力を投入して作った像だったんだということを知りとても感激しました。やはり伝えて語り継いでいくことが大事なのだと感じさせていただきました。』

 

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伝承をしてくださった高村さんから感想をいただいたので、ご紹介いたします。

『ZOOMによる伝承という初めての経験で、パソコン上の小さな画面に映し出される映像のみが頼りなのですからとても緊張しました。聴衆者の方々の姿や表情、会場の空気感も全く分からないまま話をするのでとても心配でした。しかし、会場で述べて下さる感想を聞いて初めて無事に内容を伝承することができたのだと安堵しました。

また、最後に映されていた「原爆の子の像」台座の碑文に関して、川野様から偶然の出会いについて聞くことができました。

《文面は「平和を築く児童・生徒の会」の仲間が知恵を出し合って考えました。字を書いた方は当時の幟町中学校3年生で書道部の方が書かれ、それが彫られたそうです。ある会場で禎子さんの

講演をした時、たまたまその方が聞きに来て下さっていて「この文字、私、書かせて頂いたんです」と話され、とても嬉しかったことを思い出しました。》』

 

 

 

遠く離れた場所にいながらも、こうやって思いが届けられることを大変嬉しく思いました。