語りの部屋

2023.12.20

徳島文理中学校の平和学習

11月24日、徳島文理中学校の113名の生徒さんにお話をしてきました。

皆さん真剣な表情でお話を聞いてくださり、時折メモをとっていらっしゃいました。

 

早速感想文を送ってくださったのですが、私の拙いお話を自分事として深く受け止め、ウクライナなどの現在起こっていることも交え、その先の考えにまで転じていることに大変感心いたしました。

 

感想文の一部をご紹介いたします。

<感想文> ※一部抜粋

『本日の講話を聞き、戦争に対しての考え方が変わりました。大変な思いをした人がいるからこそ今の私たちがいるんだなと改めて感じました。川野さんのように実体験を講話してくれる方が減少していると聞きました。私もいろんな人に語り続けようと思います。川野さんから学んだように「団結・継続・命の尊さ・平和」を大切に生きていこうと思います。』

 

『今回の講話を聞いて、たとえどんな小さなことでも世界を変えることが出来るということに気づきました。なので、この話をもとにこれからの生活に生かしていき、私自身からも身近な人へ広めていきたいと思いました。』

 

『今世界で起きているロシアとウクライナ、ハマスとガザのように、世界中で戦争がおきて核戦争のリスクも高まっています。ですが、この悲惨な原爆の後遺症を知ってもらいたいです。たった一つの爆弾で体にも心にも深い傷を作ってしまうことを理解しなければいけないと思いました。』

 

『今、世界では絶え間なく戦争が続いている。だから、私達が当たり前かのように暮らしているこの平和な世界は当たり前ではないと感じた。まずは、この世の中から核兵器をなくしていくことが、戦争をなくしていくことの第一歩だと思う。そして、広島での出来事を深く心に刻み、後世の人々につないでいくことができたらいい。』

 

『原爆の子の像に記されている言葉こそが、本当に伝えたい言葉なのだと理解しました。世界平和を築く児童生徒の会の裏でたくさんの努力をしてくださった人、平和のために原爆に関する資料を残してくれた人、そして原爆の子の像を建ててくれた人、全ての人に感謝したいです。』