語りの部屋

2022.12.05

本郷中学校の感想文

11月17日に伺った本郷中学校から寄せ書きと感想文が届きました。

 

各班毎に作られた寄せ書きはデコレーションされていて、各々の想いが詰まっているとても素晴らしいものでした。

 

また、感想文は皆さん用紙ぎっしりと感想を書いていただいており、内容も流石中学生というもので、私の話がしっかり届いているのがわかり嬉しく思いました。

 

さらに、ビデオレターまで作っていただいており、皆さんの想いが動画で見れたのでとてもわかりやすく伝わりました。

平和学習に熱心な学校であることが、よくわかりました

 

それでは、感想文の一部をご紹介いたします。

 

【感想文】

『今日学んだことは2つあります。

1つ目は”団結”することの大切さです。川野さんのお話しでは、「リレー」のことと「原爆の子の像を建てる2つのことで、団結することの力がどれだけすごいことかがわかりました。リレーでは、ビリだったクラスが団結して、同じ目標に向かうと必ず成果がでて、1位になれることや像では2,000枚のビラを作り、広島県だけでなく全国に広まるまで届き、同じ願いの人達で建ったことで団結することの大切さを学びました。

2つ目は友達、命の大切さです。今生きていて友達と会えることは当たり前のようで当たり前ではなく、明日どうなっているかわからないということが改めてわかりました。生きていることや、友達に会えていることは絶対に当たり前ではなく、幸せなことだというのを思いながら、大切にしていこうと思いました。

これからも身の周りのことに感謝して、当たり前ではないことを頭に入れ、広島で起こった出来事や平和の大切さを伝えていこうと思いました。』

 

『私が心に残ったのは、川野さんのお母さんの話です。自分もしんどいのに、子供達のために看病をしてあげたことがすごいなと思いました。また、川野さん自信も家族を失って辛いのに、この語り部を続けていきたいという思いもすごいなと思いました。』

 

『折り鶴を作り変えてノートにして沢山の方に使ってもらうことで、平和の大切さを知ってもらう方法はすごいと思いました。』

 

『竹組の子供達が佐々木禎子さんのために毎日病院にお見舞いに行ってたくさん話してあげていたから、クラスのみんなが、みんなのことを大好きと思っているということが伝わりました。』

 

『大好きなクラスの子が辛い思いでずっといるのをみんなで支えてあげていて、本当に固い絆で結ばれているんだと思いました。クラスみんなで楽しい時はみんなで楽しく笑い合い、悲しい時はクラスみんなで悲しみ合っていたので、私も川野さんのクラスみたいに、大切な友達や家族・クラスのみんなと互いに思い合えるような関係になれるよう、お互いをもっと大切にしていき、そして平和に生きていきたいです。』

 

『最初はふつうに聞いているだけだったけど、話していく毎にどんどん感情などが伝わってきて、自分でも悲しくなりました。今回この被爆の証言を聞いて、核兵器などをなくす取り込みや戦争や紛争などで苦しんでいる人達を沢山助けたいと思いました。』

 

『自分から進んで寄付を集めるためにはどうしたらいいか、佐々木禎子さんにどうしたら喜んでもらえるかなど、皆で沢山話し合って決めて行動していました。私は何かやろうと決めてもすぐに行動はできないけど、川野登美子さんはやろうと決めたことにまっすぐに行動していて、とてもカッコイイなと思いました。』

 

『今、ロシアとウクライナは戦争をしていますが、お互いにこれ以上犠牲者を増やさないために、早く戦争を終えて欲しいと感じました。日本は唯一の被爆国なので、今まで以上に世界中へこのお話しを伝えて考えを改めてほしいと思いました。今日の被爆証言を聞く会は、良い経験になりました。この会で聞いたお話しは、親にも話して、様々な人々に伝えようと思いました。』