牛田小学校の感想文
4月25日にお伺いした牛田小学校の6年生の生徒さんから感想文が届きました。
皆さんとてもしっかりした文章を書かれており、大変感心しました。
一部になりますが、感想文をご紹介いたします。
【感想文】
「ぼくは川野さんの話を聞いて、どうしてこんなことが起こってしまうのか不思議に感じました。他の国の意見がぶつかったのなら、話し合えばいい、ただそれだけなのに、どうしてわざわざ戦争にまで発展させるのでしょうか。戦争を起こしたって、何も解決せず、誰かが死に、その周りの人が悲しむだけなのに、起きてします。佐々木禎子さんのように無害な人も生まれたばかりの人も一生懸命仕事をしていた人も原子爆弾1つで亡くなられるから、僕はどの国も平和になってほしいと願います。川野さんたちのようにできるかは分かりませんが、自分のやり方で平和を訴えていきたいです。」
「今日の川野さんのお話しで、少しではありますが、命の尊さなどを学び、理解できたと思います。理由はいきなり全てを理解しろと言われても、原爆もたいけんしていないから、恐ろしさも理解しきれていないからです。ですが、これからも平和の大切さを完全に理解するために、いろいろなことを調べて、少しずつでもいいから、それをどんどん積み重ねて、原爆の恐ろしさ、命の尊さを完全までは無理かもしれないけど限りなく近いほど理解し、行動を起こせるようになりたいと思います。」
「私に何ができるか改めて考えてみました。答えは三つ出ました。一つは今ウクライナとロシアで戦争をしています。なので1秒でも早く終戦して欲しい、戦争がなくなって欲しいと願う事。二つ目は、戦争の歌を歌い続ける、折り鶴を折り続ける、今までやってきたことをやり続けるという事、三つ目は、ピースサミットで私たちに何ができるか、私たちはどう原爆に今後触れ合うのか、それをピースサミットで伝える事です。」
「今学校に行ける幸せ、日本が戦争をしていない幸せ、生きれる幸せ、今私たちの周りでは幸せで溢れています。このような環境を守り続けないといけません。今回もらったORIZURU NOTE BOOKにはたくさんの願いや思いが込められていると思います。私は戦争は自分にとって最初はとても遠い話だと思っていました。だけど、今は広島の原子爆弾が落とされたところに住んでいるので、戦争は消して遠い話ではありません。このことを頭の中に入れて生きていきたいです。」
「お話を聞いて1番よく感じたのは「命の尊さ」です。命は1つしかない。原子爆弾が落とされ、たくさんの人の家族、友人が亡くなって悲しんでしまう。1つの命がたってしまうことで、大勢の人がかなしんでしまう。そんなたった1つの命の尊さについて、知ることが出来ました。とても心に強く残ったのが、「何も悪いことをしていないのに」というところです。本当、なぜなのでしょう。何も罪のない人がなぜ死ななきゃいけないのでしょうか。そこを深く考えました。戦争は本当にしてはだめ。戦争なんか立派な悪だと思いました。このように戦争なんかせずに、この平和をずっとずっと保ったままで誰もが戦争で死なずにずっとこの平和が未来まで残っていけばいいなぁと思いました。」
「僕は、思った事を行動に表せる行動力や、相手に相談できる正直な心を持ち、友達や家族のために難しい事にもチャレンジをすることが出来る強い決心が持て、あきらめずにいろいろな人に呼び掛けたり、最後まであきらめない心が大切だという事が心に残りました。これから僕は中学生や高校生になっても、いじめられている人がいたらかばってあげたり、困っている人がいたら優しく教えて、川野さんのように周りから尊敬される人になります。」