2021.11.20
徳島文理中学校の平和学習
11月19日、修学旅行で来広した徳島文理中学校の生徒さん88名に、平和学習として禎ちゃんのお話しをしました。
皆さん身動きもせず集中して聞いてくださっていました。
最後にお礼の言葉を代表の生徒さんからいただいたのですが、内容が素晴らしく感激しました。
【お礼の言葉】
「今日はとても貴重なお話をありがとうございました。戦争が終わってからも原爆の後遺症に苦しみ亡くなられた禎子さんの切実さと、同級生の悲しみ、そして今のような平和で穏やかな世の中があることのありがたさを改めて痛感しました。長い長い戦争が終わり、日本が復興し始めた時に後遺症が発症し、体を動かすことが大好きで大きな夢に向かって進んでいこうとしている未来をあっけなく消されたことは、禎子さんにとってとても辛く、また家族や六年竹組の子供たちにとってもたった一発の原子爆弾で禎子さんを亡くしてしまったことは、やるせない気持ちだったと思います。直接被爆者から講義をしていただける最後の世代である私たちが、後の世代へと受け継いでいき、二度とあってはならない過ちを繰り返さないように生きていこうと思います。」
折り鶴ノートを先生方の分と合わせて95冊お渡ししました。
感想文が届くのが楽しみです。