観音小学校の平和学習
7月31日に観音小学校の平和プロジェクトでお話しをしてきました。
お話の後に生徒さん達が「折りづるの飛ぶ日」という歌を歌ってくださいました。
事前に歌詞の意味を考えたり、歌い方を学習されたそうです。
悲しいところはすごく低い声で悲しそうに、楽しいところは大きな声で元気いっぱい楽しそうに、抑揚をしっかり付けて歌われ、とても感動しました。
生徒さん達の表現力の豊かさに驚くと共に、先生たちのご指導の賜物だなと感じました。
私の話を聞いた後だったので、気持ちを込めて歌えたという声を聞け、嬉しく思いました。
感想文が届いたので一部をご紹介します。
【生徒さんからの感想文】
「川野さんのお話を聞いて、インターネットでは出てこなかった情報や当時のことなどを知ることができて、嬉しいです。折り鶴が千羽にいかないようにお母さんが鶴を少しづつ捨てていたと聞いて、ものすごくしょうげきを受けました。今日話をしてくれたことを家族や知り合いに話して、平和のことをたくさんの人と築いていきたいです。」
「平和学習で歌を歌うことになって、平和とは何か始めに考えました。私は平和とは差別もなく、人々が笑顔いっぱいで安心安全にくらせることを平和というと思っています。けれどまだ戦争をしている国はいっぱいあると考えると、今は平和なのかなと考えてしまいます。私たちの力で戦争を止めていきたい。世界を平和にしたいと思っています。」
「今日『折りづるの飛ぶ日』という歌を聞いていただきました。今まで何度も何度も練習してきました。その中でも今日が一番思いを込めて歌うことができました。そして今日学んだたくさんのことを生かして、全国の方々に8月6日にあったことを伝えていきたいです。」
「ぼくが考えた平和は、川野さんがいっていたようにチームワークだと思います。みんなで協力して初めて達成する。それはみんなが仲がいいからできることだと思います。これからぼくはクラスのみんなと協力して、小さな平和をたくさんつくろうと思います。」
「私は禎子さんの話を聞いて、改めて平和というのはとても大事なんだということを感じました。ふだん当たり前と思っている『友達と遊んだりすること』『自分の好きなことをやれること』それは日常化していることだけれど、本当はすごくめぐまれていて、充実していることだということ…総合的な学習の中で感じたけれど、川野さんのおかげで平和についてまた深く心を動かされました。私達も日々の生活に生かそうと思いました。」