語りの部屋

2025.11.02

似島学園の平和学習

10月22日、似島学園で平和学習が行われ、中学生24名の生徒さんがお話を聞かれました。

 

似島は被爆時に多くの被爆者が運ばれて亡くなられ、被爆遺構も島内に点在する歴史的に原爆にゆかりの深い島です。似島学園も元は原爆孤児のための施設で、現在でも日常的に平和学習を熱心にされています。

 

ここ数年似島学園へは毎年お伺いしており、今回も昨年同様「原爆の子の像 語り部の会」の沖山洋子さんにお話をしていただきました。

折り鶴ノートは生徒さんの人数分お渡しし、ノートのご紹介もしていただきました。

 

伝承をしてくださった沖山さんから感想をいただいたので、ご紹介いたします。

【沖山さんの感想】

中学1年から3年の生徒さん全員、平和学習の授業に加え、似島の被爆遺構の探訪、平和記念公園のフィールドワーク等を体験し、今回の講話を聴いてくださいました。

何が語られるのかと真っすぐ前をみつめ、時折身体を前にし、耳を傾けてくださる姿勢に、伝承の責任を改めて感じました。

生徒さん一人ひとりから「こんにちは」「ありがとうございました」と声をかけていただき、温かい気持ちになりました。