広島インターナショナルスクールの募金活動
4月12日、広島インターナショナルスクールで行われている募金活動に伺いました。
前日の新聞記事を見たのがきっかけでした。
アメリカのシアトルに禎子の像が出来たことは知っていましたが、その像が足から切られて無残な姿になったため、広島インターナショナルスクールに通う生徒スミス小原日菜乃さんが一人で、再建に向けた募金活動をしているという内容でした。
一人でもやろうという平和に対する思いに感動し、「自分もお手伝いをしたい」という思いに駆られ、すぐに行動しました。
訪問した際、NHKのニュースも取材に訪れていました。
私も募金をさせていただきました。
17万円の募金が集まったそうです。
後日、スミスさんから御礼のメッセージを頂きました。
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『先日は学園祭に来ていただき、募金をしてくださってありがとうございました。
皆様からお預かりしたお金は本日シアトルのユニバーシティ フレンズ ミーティング という団体に送金させていただきました。
私ははじめ、規模の小さな学校で私に何ができるのだろう、と不安にもなりましたが、川野さんのような親切な方々のおかげでたくさんの募金を集めることができました。
この活動を通して様々な方とお会いできたことが何よりも嬉しいことです。
川野さんのお話がとても心に残っています。特に、佐々木サダコさんとの思い出のリレーの話などを聞き、私と変わらない少女や少年が悲しい目にあったということを改めて感じました。核兵器は絶対になくさなくてはならないと強く思っています。
サダコさんの像のことで、シアトルと広島にルーツのある私がヒロシマの心を世界に広めていかなければならないと気づかせてくれました。人々がお互いを思いやり、立場やバックグラウンドが違っていても認め合うことができる世の中にするため、私も自分にできることを見つけて頑張っていこうと思います。
川野さんとの出会いは、私にとって一生大切にしたい出来事です。またお会いできる日を楽しみにしています。』
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若い方が、平和の呼びかけを積極的にされている様子に心打たれました。
像が再建できる日を、私も陰ながら祈っています。