語りの部屋

2025.3.22

吉島小学校での講話

2月28日、吉島小学校で5年生68名の生徒さんに講話をしてまいりました。

 

今回は私に代わって「原爆の子の像 語り部の会」の福原静子さんにお話をしていただきました。

 

生徒さんたちは4年生の時に原爆の子の像について学んでいらっしゃっるそうで、メモを取りながら真剣にお話を聞いていらっしゃいました。

最後に折り鶴ノートを、68冊お渡ししました。

 

感想文をお送りいただきましたので、一部をご紹介いたします。

<感想文> ※一部抜粋

『被爆者が少なくなっている中、直接お話を聞くことができて、とても良い経験になりました。実際に配ったビラの写真を見せていただいたり、これまでの社会や総合では学ばなかった細かな出来事まで知ることができました。禎子さんや原爆で亡くなった子どもたちのために頑張った団結の会の人達はmすごいと思いました。私も何かしたいと思い、考えた結果、団結の会の人のような大きなことはできないけど、折り鶴を折ることはできると思いました。これまで以上に想いを込めて折りたいと思います。』

 

『自分は被爆していないので原爆のことはあまり知りませんでしたが、今回お話がとても聞きやすかったので、分かるようになりました。自分は「みんなちがってみんないい」という言葉が自分の中に響きました。自分にできることは、お互いを認め合って、ケンカをしないことです。それをこれからがんばっていこうと思いました。』

 

『亡くなってしまった禎子さんのために、みんなで像をつくるというチームワークや団結力に感動しました。私達も団結力を目標にしているので、川野さんたちのようになれたらうれしいです。この1時間で原爆の恐ろしさ、平和の大切さなどがわかりました。今回聞いたことを他の人に伝えていきたいです。』

 

『禎子さんがあの像とどう関わっているのか、戦争がその地に残す爪痕の大きさがわかりました。被爆した語り部の人が少なくなってきて、語り部をする人もいなくなるかもしれないと聞きました。ですが僕たちがそのことを聞き、それを次の世代に残していくべきだと思いました。僕たちが今できることは、違いを認め合っていくことだと思います。』