語りの部屋

2024.8.20

府中南小学校の感想文

6月24日に訪問した府中南小学校から感想文が届きました。

この時は、私に代わって「原爆の子の像 語り部の会」の西悦子さんにお話をしていただき、私も側で同席させていただきました。

 

西さんは初めての発表で緊張されていたことと思いますが、感想文を読んで生徒さんたちにしっかり伝わっていることがわかり安心しました。

 

感想文の一部をご紹介致します。

 

<感想文> ※一部抜粋

『禎子さんが亡くなってから、6年竹組の人たちは募金活動などビラを配ったり禎子さんのためにがんばっていて、私が禎子さんだったら「もういいよ、ありがとう」と言いそう。きっと禎子さんも同じ気持ちだったと思う。6年竹組は友達思いでとってもやさしいクラスだということもわかった。』

 

『佐々木禎子さんは亡くなってしまった時みんなとても悲しんでいたし、今でも大事にされている。だから佐々木禎子さんは、みんなに愛されていたんだなと思った。だから千羽鶴を折って、佐々木禎子さんも川野さんも安心できるような世界にしたいと思った。』

 

『原爆の子の像に6年竹組の思いがこめられていることが心に残りました。その思いを受けつぎ、平和公園に府中南小学校全学年で折り鶴を折ってささげます。』

 

『禎子さんが入院して病気が治りますようにと気持ちをこめた折り鶴は、今世界に平和を伝えているものになってすばらしいと感じました。』

 

『戦争とは多くの命をうばい、悲しませる決して繰り返してはいけないものだと思いました。もし戦争がなければ、佐々木さんは楽しく暮らせていたのに、戦争のせいで亡くなられるのは悲しいと思いました。聞いたお話を未来に伝えたいと思いました。』