2024.8.15
「シニア大学院」実践研究講座での講話
7月22日、広島市社会福祉協議会が行っているシニア大学で、お話をしてきました。
平均年齢76.3歳の大学院生107名の方にお集まりいただきましたが、元気で生き生きとされ、学ぼうという意欲のある向上心の高い方々ばかりで、とても熱心に聞いてくださっていました。
30年くらい前、私の母も通っていたことを思い出し、懐かしく感じると共に、高齢化社会と言われる昨今、皆さんで学ばれようとする会があるということは素晴らしいことだと感じました。
学生の方の感想文をいただきましたので、一部をご紹介致します。
<感想文> ※一部抜粋
『全国中学校校長会議において幟町中学校の有志がビラを配り、これがキッカケとなって全国の子供たちへの募金活動に拡がり「原爆の子の像」建立に繋がったことを初めて知りました。川野さんが語る様は講演を聴く私達の心に深く刻まれ、生きている命、生かされている命を改めて考えさせられました。』
『突然不本意に大変な出来事にご遭遇された方ならではの、リアルで非常に重みのあるお話を伺い、聞き終えた直後は脱力感があり、発する言葉を失いました。口にするのさえ苦しいご記憶を、全身全霊で語られるお姿にも感銘いたしました。特に、病院での禎子さんとの別れの際のやり取りと様子は、ご講演を振り返る度に思い出され、勝手な想像ながら脳裏へ鮮明に映し出されます。担任の先生のご指導と生徒さんたちの行動も印象に残り、その強い意志は禎子さんへの強い思いの賜物であると受け止めさせていただいています。』