白山中学校の感想文
5月29日にお話しをした三重県津市立白山中学校から感想文が届きました。
中学3年生なので、しっかりした文章で感想を書いてくださっていました。
一部を紹介いたします。
<感想文> ※一部抜粋
『川野さんのお話の中で、「違いを認め、仲良くして欲しい」という言葉がとても印象に残りました。私は平和は戦争だけでなく差別やいじめなどの身近なものでも脅かされてしまうと考えています。その身近な悲劇を起こさないためには、一人ひとり違いを認め、仲良くすることが大切だと感じました。(中略)大きな平和を作るためには、小さな平和から作っていくことが大切なので、これからは川野さんのお言葉を思い出しながら、誰も傷つけることなくたくさんの平和を作ることを目標に生活していきたいです。』
『これまで遠くのものだと思っていた戦争や核兵器の問題が、一気に身近なものに感じられるようになりました。この問題を解決するために、暴力に頼らず相手のことを考えて行動するなどして、大切にしていこうと思いました。まず自分の身の回りを平和にすることが核兵器や戦争をなくす第一歩になると思ったからです。川野さんの「みんな違って、みんないい」という言葉を大切にし、相手のことを思いやる行動を取っていきたいです。これからは、自分の生き方や今やるべきことを考えながら生活していこうと思います。』
『最後の生徒からの「平和にするために私達にできることはなんですか?」という質問に、「自分ができることでいい」という言葉が心に響きました。兄弟と仲良くするなど小さなことで良いことがわかり、今まで平和を築くために自分が何ができるのかということを難しく考えすぎていました。なので、身近なことから行動していこうと思えました。』
『川野さんのお話を聞いて、命の尊さや皆違って皆良くて、認め合うことが大切と感じました。話しを聞く前は戦争のことを社会の授業で知ることしかなく、分かったつもりになっていたし、被爆者のことを正直知らなかったです。なので、戦争のことをあまり考えていませんでした。だけど話を聞いてからは、他人事と思っていたのが自分事のように思えるようになり、2度と同じようなことを繰り返さないようにどのように自分は何をしていけたらと深く考える時間が多くなり、これまでの自分に対して、深く反省し、これからどう変えていくか考えられるようになりました。』
また、当日質問をしてくださった支援学級の生徒さんからも感想文をいただきました。
『禎子さんが1000羽の折り鶴をあんなに苦しい思いをして折ったのに、願いが叶わなかった。こんな理不尽なことがあっていいのか?と思いました。自分の悲しい・つらい気持ち「自分の大切な人たちが亡くなる」自分はいつもお母さんをおこらせてしまいます。そして自分のせいでお母さんが亡くなってほしくないです。』