語りの部屋

2024.6.07

牛田小学校の感想文

4月17日に訪問した牛田小学校から感想文が届きました。

しっかり平和について学んでいらっしゃるので、感想文も読み応えがありました。

感想文の一部をご紹介いたします。

 

<感想文> ※一部抜粋

『私は改めて平和はとても大切であることを感じました。特に心に残ったことは、原子爆弾によって傷つけられてしまうのは、体だけでなく、心だということです。何も悪いことをしていない子どもたちまで、亡くなってしまうことは、家族や友達の胸まで苦しませてしまうのだなと思いました。私はこのような悲しい出来事が二度と起こらないように、平和の大切さを次世代に伝えたいと思いました。』

 

『私が川野さんに伝えたいことは、私はまず川野さんから聞いた話を学校全体に広めていくということです。そして、学校全体に広まったら、地域の人達にも伝えていきます。私のクラスも六年竹組のように、つらいことはクラスみんなで支えてあげられるクラスになるよう、がんばります。』

 

『今日の話を聞いて、原爆の直後の被害だけでなく、その後の被害もあると知りました。川野さんのクラスの団結力と結束力は広島市内だけではなく、全国に広がるほどの佐々木禎子さんへの思いが聞いているだけで伝わってきました。今、ぼく達が持つ命は、とても大切なもので、幸せでもあります。そのうえで、身の回りへの小さな思いやりや、人のために動くなど、小さな平和を作って行けるといいなと思いました。』

 

『佐々木禎子さんのために、後悔、怒り、悲しんだりして、そこで終わり後ろめたさを残すのではなく、最後まで自分にできることをやり切れたのが、とてもすごいと思いました。最後までやり抜く強い心が、多くの共感者を出し、みんなのための原爆の子の像につながったのだと思うと、その行動力がみんなのためへとどんどんつながって広がっていくんだと思いました。』

 

『広島で育った一人の人間として、平和を願い、広めて行くことを大事にしようと思いました。』